FAQ構造化データを設置しても、今もリッチリザルトが表示されるのか疑問に感じている方は多いはずです。FAQリッチリザルトは2026年5月7日に表示が終了しており、新規に実装しても検索結果には表示されません。本記事ではGoogle公式情報をもとに、書き方や削除の要否、QAPageとの違いを解説します。読み終える頃には、自社のFAQ構造化データをどう扱うべきかが判断できるはずです。
FAQ構造化データとは何か――FAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerの入れ子構造

FAQ構造化データが何を指すのかは、schema.orgが定義する4つの語彙で確認できます。構造化データ全体の仕組みや分類は「構造化データはSEOに効果がある?順位への影響を公式情報で解説」で扱っており、本記事ではFAQに固有の型構成に絞って整理します。FAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerという4つの語彙が、どう組み合わさっているのかが出発点です。
FAQPage:1つ以上のよくある質問を提示するWebPage
schema.orgはFAQPageを、WebPageのサブクラスとして次のように定義しています。「A FAQPage is a WebPage presenting one or more “Frequently asked questions” (see also QAPage).」日本語に訳すと「1つ以上のよくある質問を提示するWebPage」という意味で、通常のWebPageに質問と回答を加えた型だとわかります。
Question・Answer・acceptedAnswer:質問と回答の結びつけ方
Questionは「A specific question」、つまりユーザーが答えを求める具体的な質問を指すschema.orgの型です。Answerは「perhaps correct, perhaps opinionated or wrong」という説明どおり、必ず正しいとは限りません。acceptedAnswerは、Questionに対して最良として受け入れられた回答を指すプロパティです。
2018年に導入され、2026年3月のバージョン30.0にも現存する
FAQPageが加わったのは2018年6月15日公開のバージョン3.4で、リリースノートには「Introduced FAQPage」と記載されています。この語彙は2019年4月のバージョン3.5でコアへ移されました。最新版はバージョン30.0(2026年3月19日公開)で、FAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerはいずれも現存する語彙です。
出典:FAQPage – Schema.org Type、Question – Schema.org Type、Answer – Schema.org Type、acceptedAnswer – Schema.org Property、Release listing – schema.org
FAQリッチリザルトはいつ終了したか――2026年5月7日に表示終了、6月15日にドキュメント削除

FAQリッチリザルトの終了については、年表としてすでに整理した記事があります。ここでは年表を繰り返す代わりに、見落とされやすい1点に絞って確認します。それは「告知日」と「表示が実際に終了した日」がずれているという点です。更新履歴のエントリに書かれた日付と、機能が実際に止まった日付は同じではありません。この2つを混同すると、日付を扱う記述を誤ります。
2023年8月8日:政府・医療サイト限定への縮小
FAQリッチリザルトは、2023年8月8日のGoogle検索セントラル ブログで表示範囲が縮小されました。「今後、よくある質問(FAQPage 構造化データ)のリッチリザルトは、よく知られていて信頼のおける政府ウェブサイトおよび医療ウェブサイトに対してのみ表示されます。」と告知され、一般サイトのFAQは対象外になりました。
2026年5月7日:Google検索に表示されなくなった
2026年5月8日付の更新履歴で、FAQリッチリザルト機能のサポート終了が記載されました。「この機能は、2026 年 5 月 7 日をもって Google 検索に表示されなくなるためです。」という一文のとおり、英語原文の”starting”が示すように5月7日を起点に表示されなくなったという意味です。告知の日付は5月8日、表示が終了した日付は5月7日で、両者は1日ずれています。
2026年6月15日:ドキュメントも削除された
2026年6月15日の更新履歴では、ドキュメントの削除が告知されました。「よくある質問のリッチリザルト機能に関するドキュメントを削除しました。」という記載のとおり、5月の変更を受けてドキュメント自体も整理された形です。旧ドキュメントのURLは、現在は301リダイレクトで更新履歴のページへ転送されます。
2026年8月14日時点で新しい動きは確認されていない
更新履歴は今も定期的に追加されています。2026年6月15日以降、FAQリッチリザルトに関する新しいエントリは確認できていません(2026年8月14日時点)。 終了とドキュメント削除という2つの告知以降、FAQを対象にした追加の動きは見当たらない状況です。なお更新履歴は日本語版のほうが英語版より反映が遅れるため、日付を確認するときは英語版もあわせて見ています。
出典:HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更|Google 検索セントラル ブログ、Google 検索セントラル ドキュメントの更新履歴(FAQリッチリザルト機能をサポート終了)、Google 検索セントラル ドキュメントの更新履歴(FAQリッチリザルト機能のドキュメント削除)
新規にFAQ構造化データを実装する意味はあるか――リッチリザルトとしての表示メリットはすでにない

「入れれば見た目が良くなる」という期待から、FAQ構造化データの実装を検討している方もいるはずです。同じ疑問は、すでにFAQページを持つサイトの運営者からも寄せられます。ただし新規に実装しても、リッチリザルトとしての表示メリットはすでにありません。ここでは、その理由を公式情報から確認しておきましょう。
FAQリッチリザルトはすでに表示されない
FAQリッチリザルトは、2026年5月7日をもってGoogle検索に表示されなくなりました。新規にFAQ構造化データを実装しても、FAQという結果タイプ自体が検索結果画面に現れることはありません。この点は、正しくマークアップできているかどうかとは別の問題です。したがって、検索結果での見え方だけを目的にした新規実装は、割に合わない選択です。
正しく実装しても表示は保証されないという原則は今も生きている
公式ガイドラインの冒頭には、構造化データ全般にあてはまる原則が置かれています。「重要: 構造化データが検索結果に表示されるとは限りません。」 これはFAQに限った話ではなく、正しく実装したからといって表示が保証されるわけではないという意味です。表示を判断するのはGoogle側で、サイト側で確定できる領域ではありません。この原則は、いまも同じです。
「入れれば効果がある」という説明に公式の根拠はない
FAQ構造化データを入れれば効果がある、と説明する情報源はいまも見かけます。しかしGoogle公式のドキュメントを確認しても、効果があるという記述は見当たりません。公式に書かれているのは、表示は保証されないという注意書きだけです。効果を前提にした提案を受けたときは、その根拠が公式のどこに書かれているのかを尋ねるようにしています。
出典:Google 検索セントラル ドキュメントの更新履歴(FAQリッチリザルト機能をサポート終了)、構造化データに関する一般的なガイドライン|Google 検索セントラル
設置済みのFAQ構造化データは削除すべきか――公式は「あえて削除する必要はありません」と説明していた

すでにFAQ構造化データを設置済みの方に向けて、ここからは削除の要否という実務判断を扱います。棚卸しやリライトの進め方全般は「SEOのリライトとは?Google公式の見解をもとに手順と反映時期を解説」で扱っており、本記事ではFAQ構造化データに絞って確認します。削除すべきか、残しておいてよいのか。判断の根拠が公式のどこにあるのかで、答えは変わる部分です。
「あえて削除する必要はない」(2023年8月のブログ)
2023年8月8日のGoogle検索セントラル ブログは、削除の要否について明確に述べています。「サイトからこの構造化データを削除することもできますが、あえて削除する必要はありません。」という一文のとおりで、この記述は2023年8月時点のものです。2026年の表示終了時に改めて述べられた公式記述は見つかっていません。
使われていない構造化データが検索で問題を起こすことはない
同じブログには、使われていない構造化データの影響についての記載もありました。「使用されていない構造化データによって検索で問題が発生することはなく、Google 検索において目に見える影響もありません。」という説明のとおり、放置したからといって検索面で不利益が生じるわけではありません。削除を急ぐ理由は、公式の説明を読むかぎり見当たらないという整理です。
ただし表示されていない情報のマークアップは別問題
削除しなくてよいことと、表示内容の不一致を放置してよいことは別問題です。品質ガイドラインは「ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください。」と定めており、別のページでも「ユーザーの閲覧しているページ画面に表示されない情報に関する構造化データは、その情報が正確であっても追加しないでください。」としています。表示テキストとの一致は、削除の要否と切り離して確認しておきましょう。
出典:HowTo とよくある質問のリッチリザルトにおける変更|Google 検索セントラル ブログ、構造化データに関する一般的なガイドライン|Google 検索セントラル、Google 検索における構造化データのマークアップの概要|Google 検索セントラル
FAQPageの代わりにQAPageを使うのは誤り――Googleが使用不可の例として明示している

FAQPageの終了を受けて、代わりにQAPageを使えばよいのではと考える方もいます。どちらも質問と回答を扱う型なので、置き換えが利くように見えるためです。しかしこれは誤りで、Google公式ドキュメントは、この置き換えを明確に否定しています。代替案として最初に候補へ挙がる型だからこそ、公式の記述を先に確認しておきましょう。
FAQページのように複数の質問が含まれるページにQAPageを使ってはいけない
QAPageのガイドラインには、次のように明記されています。「FAQ ページなど、1 つのページに複数の質問が含まれるページに QAPage マークアップを使用しないでください。」 複数の質問と回答を1ページにまとめるFAQページの形式は、QAPageの想定する使い方にあてはまりません。FAQページという語が、ガイドラインの文中に名指しで出てくる点がこの記述の強いところです。
QAPageはユーザーが回答を投稿できるページのためのもの
QAPageが想定しているのは、別の性質のページです。「ユーザーは質問に対する回答を送信できなければなりません。」という条件があり、回答が1つしかなくユーザーが他の回答を追加できないコンテンツにはQAPageマークアップを使わないとされています。コミュニティQ&Aサイトのような、ユーザー投稿型のページが本来の対象です。
使用できない例として「運営者が作成したFAQページ」が明示されている
QAPageのガイドラインには、使用できない場合の例が具体的な形で並んでいます。そのうちの1つが、次の記述です。「サイト運営者が作成し、ユーザーが他の回答を送信できない FAQ ページ」というのが、QAPageガイドラインの使用できない場合の例です。運営者が用意した一問一答のFAQページは、この例にそのまま当てはまります。
出典:Q&A(QAPage)の構造化データ|Google 検索セントラル
FAQPageの構造をどう組み立てるか――質問と回答をつなぐ入れ子関係を表で確認する

ここまでで確認したFAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerという4つの語彙を、実際にどう組み合わせるかという実装の視点に進みます。コードの書式よりも、どの型がどの型を含むのかという関係を押さえるほうが実務では役に立つはずです。ここではJSON-LDのコードを載せず、型どうしの関係を表と地の文で確認します。
FAQPageというページの型の中に、複数のQuestionが含まれる
FAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerの役割を、表にまとめました。
| 語彙 | 役割 |
|---|---|
| FAQPage | 1つ以上のよくある質問を提示するページ全体を表す型 |
| Question | ページ内の個々の質問を表す型 |
| Answer | 質問に対する回答を表す型 |
| acceptedAnswer | Questionに対して、最良として受け入れられた回答を指定するプロパティ |
FAQPageというページ全体の型の中に、複数のQuestionを並べる形になります。 1つのFAQページに、質問の数だけQuestionが含まれるという関係です。質問が10個並ぶページであれば、Questionも10個並ぶという対応になります。
各QuestionにはacceptedAnswerで最良の回答を結びつける
各QuestionにはacceptedAnswerというプロパティを使い、最良として受け入れられた回答を結びつけます。schema.orgがacceptedAnswerの値として想定するのはAnswerとItemListで、使う相手はQuestionです。またacceptedAnswer自体は、suggestedAnswerの下位に置かれたプロパティです。
マークアップと表示コンテンツを一致させる(実装時の共通原則)
型を正しく組み合わせても、注意しておきたい点があります。品質ガイドラインは「ページの読者に表示されないコンテンツをマークアップしないでください。」と定めており、これは実装の場面でも変わりません。ページに表示されている質問・回答の文言と、マークアップに書く文言は一致させておきましょう。実装の最後に、この一致だけは目視でも確かめておきましょう。
出典:FAQPage – Schema.org Type、acceptedAnswer – Schema.org Property、構造化データに関する一般的なガイドライン|Google 検索セントラル
WordPressでFAQ構造化データを設定する方法――プラグインは今も機能を提供している

FAQ構造化データを自社で設定したい場合、WordPressならプラグインという選択肢があります。実装を外注する場合に依頼できる範囲は「ホームページ制作会社にSEOはどこまで頼める?守備範囲の線引きを解説」で扱っており、本記事ではプラグインでの設定方法に絞って紹介します。コードを書かずに設置できる分、生成されたマークアップの中身は後から見えにくいままです。
Rank MathのFAQブロックは今も提供されている
Rank Math SEOは、FAQ by Rank Mathというブロックを提供しています。質問と回答をブロックの入力欄に入れるだけで、FAQ Schemaのマークアップが自動生成される仕組みです。 コードを直接書けない担当者でも、この機能を使えばFAQ構造化データを設置できます。同社のナレッジベースにも、Googleが2023年にFAQ Schemaのサポートを縮小し、2026年に終了したと書かれています。
Yoast SEOのFAQブロックも自動でマークアップを生成する
FAQブロックは、Yoast SEOにも用意された機能です。公式サイトは「Yoast SEO automatically adds valid FAQ Schema markup to your content」と説明しており、こちらも質問と回答を入力するとFAQ Schemaを自動生成する仕組みです。無料版・Premiumのいずれにも含まれています。
ベンダーが謳う効果に公式の裏付けはない
一方で、プラグイン提供元が謳う効果には注意しておきたいところです。「AIに拾われやすくなる」「音声検索で有利になる」といった説明を見かけますが、これらはプラグインが機能を持つこととは別の話です。Google公式ドキュメントに、その効果を裏付ける記述は見当たりません。プラグインを選ぶ基準は、効果の訴求ではなく、生成されるマークアップの中身に置くようにしています。
出典:How to Add FAQ Schema – Rank Math Knowledge Base、FAQ block – Yoast SEO Features
生成AI検索でもFAQ構造化データは必要か――Googleは必須ではないが継続使用をすすめると説明する

AIに拾われるために構造化データを増やすべきか、という相談が増えています。FAQは質問と回答が対になった形式のため、AIとの相性を期待されやすい構造でもあります。生成AI検索対策の全体像は「AI検索対策とは?Google公式が不要と明言した施策を解説」で扱っており、本記事ではFAQ構造化データの文脈に絞った確認が中心です。
生成AI検索に構造化データは必須ではないが、継続使用はすすめられている
この点について、Googleの生成AI最適化ガイドの記述は明快です。「生成 AI 検索に構造化データは必須ではありません。また、特別な schema.org のマークアップを追加する必要もありません。」 直後に続くのは、次の一文です。「ただし、Google 検索のリッチリザルトの対象となる助けとなるため、SEO 戦略全体の一部として引き続き使用することをおすすめします。」 前半だけを読むと、意味が反転します。
このガイドは2026年5月15日に追加された比較的新しい指針
このガイド自体は、比較的新しく追加されたものです。更新履歴には「検索の生成 AI 機能向けに最適化するための新しいガイドを追加しました。」と記載されており、追加日は2026年5月15日です。生成AI検索向けの公式な指針は、まだ日が浅い分野だとわかります。指針が新しいということは、今後も追記や変更が入りうるという意味でもあります。
「AIに引用されやすくなる」という主張に公式の根拠はない
「必須ではない」という一文だけが独り歩きしやすい状況です。しかし公式ドキュメントを確認しても、構造化データがあるとAIに引用されやすくなる、という記述までは見当たりません。公式が述べているのは、必須ではないが継続使用は勧めるという範囲までです。根拠を尋ねられたときに公式の該当箇所を示せるかどうかが、判断の分かれ目になります。
出典:Google 検索の生成 AI 機能向けにウェブサイトを最適化する|Google 検索セントラル、Google 検索セントラル ドキュメントの更新履歴
合同会社ワンブリマーケティングについて
合同会社ワンブリマーケティングは、SEO・オウンドメディア運用・生成AI活用支援を専門とする企業です。FAQ構造化データのように、廃止や仕様変更が頻繁に起きる技術要素についても、公式ドキュメントの記述を1件ずつ確認しながら、記事制作からサイト実装の点検まで支援しています。 自社サイトの記事制作でも、同じ確認手順を徹底しています。FAQ構造化データの扱いについて相談したい場合は、お問い合わせからご連絡ください。
FAQ構造化データについてよくある質問
Q1. FAQリッチリザルトが終了したいま、FAQ構造化データを新規に実装する意味はありますか?
新規実装でFAQリッチリザルトが表示されることはなく、2026年5月7日をもって表示自体が終了しています。 正しく実装しても表示は保証されない、という原則も同じです。生成AI検索の文脈では、構造化データ全般の継続使用がGoogleから勧められています(必須ではありません)。新規実装を検討しているなら、表示の獲得ではなく別の目的があるかどうかで判断してください。
Q2. FAQPageの構造化データはどういう構造で書きますか?
FAQPageというページの型の中に、複数のQuestion(質問)を並べます。 各QuestionにはacceptedAnswerというプロパティを使い、最良の回答であるAnswer(回答)を結びつける入れ子構造です。この関係はschema.orgの最新版にも現存しています。JSON-LDで書く場合も、この入れ子の関係をそのまま写した形です。
Q3. WordPressでFAQ構造化データを設定するにはどうすればいいですか?
Rank Mathの「FAQ by Rank Math」ブロックや、Yoast SEOのFAQブロックが使えます。どちらも質問と回答を入力欄に入れるだけで、FAQ Schemaのマークアップが自動生成される仕組みです。 コードを直接書けなくても設定できます。ただしプラグイン側が謳う効果と、Google公式が保証する範囲は別物として確認してください。
Q4. すでに設置済みのFAQ構造化データは削除すべきですか?
2023年8月のGoogle検索セントラル ブログは「あえて削除する必要はありません」と説明していました。使用されていない構造化データによって検索で問題が発生することはない、という説明も付いています。 ただし表示コンテンツとの不一致は別問題として確認しておきましょう。ページ本文から消した質問や回答が、マークアップにだけ残っていないかを見てください。
Q5. FAQPageの代わりにQAPageを使えばいいですか?
誤りです。GoogleはFAQページのように複数の質問が1ページに含まれるものに、QAPageマークアップを使わないよう明記しています。 運営者が作成し、ユーザーが他の回答を投稿できないFAQページは、QAPageの使用できない例として挙げられています。自社で質問と回答を用意しているFAQページは、まさにこの例そのものです。
まとめ:FAQ構造化データは公式情報にもとづいて要否を判断しよう
FAQリッチリザルトは2026年5月7日に表示が終了し、6月15日にはドキュメントも削除されました。一方でFAQPage・Question・Answer・acceptedAnswerというschema.orgの語彙自体は、最新版のバージョン30.0にも現存しています。 新規に実装してもリッチリザルトとしての表示メリットはありませんが、設置済みのマークアップは表示コンテンツと一致していれば削除を急ぐ必要はなく、QAPageへの置き換えも公式にはすすめられていません。まずは自社サイトに設置済みのFAQ構造化データが、ページに表示されている質問・回答の内容と一致しているかどうかを確認してみてください。
schema.orgのFAQPageという型は、いまも現存する語彙です。構造化データの棚卸しをご支援した際、公開中のFAQPageのマークアップについて、schema.org公式ページの型定義を確認しないまま、古いブログ記事の情報だけで「もう使えない語彙」と判断していた事業会社に出会ったことがあります。型が現存しているかどうかは、Google検索セントラルではなくschema.org側の一次情報で確かめるべきだと考えています。